乳腺を発達させるツボを押して美しい胸を作ろう! ツボ押しのポイントとは

乳腺を発達させるツボを押して美しい胸を作ろう! ツボ押しのポイントとは

「美しいバスト」「豊かなバスト」「ハリのあるバスト」は、女性にとって憧れの的です。このため、これらを実現させるさまざまな方法が考案されています。「ツボ」「ツボ押し」もまた、そのような方法のうちの一つです。

今回は、「乳腺の発達」と「ツボ押し」に注目して、「どこのツボを押せばいいのか」「推し方はどうすればよいのか」についてとりあげていきましょう。

ツボの歴史と資格

ツボを押すことや鍼灸の歴史は古く、紀元前770年~紀元前450年ごろにすでに見られた考え方だといわれています(ただし諸説あり、「もう少し新しいのではないか。紀元前500年~紀元前200年くらいの間にできた考え方なのではないか」とする説もあります)。
「人間の体には、『経路』がある。この『経路』に、我々の生命力が流れている。経路に順調に生命力が流れているときはよいが、そうでないときには人の体に健康不良が起きる。そのため、要所要所(ツボ。経穴)をおして、生命力を正しく流してやれば良い」と、鍼灸は考えます。

鍼灸自体の考え方はこのようなものであり、「ツボを押すこと」「ツボの位置」は、あくまで経験則にのっとったものだとされています。このため、理論性を疑問視する意見もありました。しかし現在では研究も進み、根拠がある・根拠を示すことのできる考え方もたくさん出てきています。また、日本では、この鍼灸を生業とするものは国家資格が必要であると定めています。「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」と呼ばれるものであり、「あきは法」と記されることもあります(ちなみに、「きゆう師」とは「灸師」のことです)。日本においては、「ツボ押し」に関わる職業については、きちんとした勉強を積み重ね、試験に合格した人だけが就くことが許されている専門職だと位置づけているのです。

ちなみに、似たようなものとして「柔道整復師(じゅうどうせいふくし)」があります。これもまた国家資格に分類されます。これも、「医療類似行為」に分類されており、主に骨折や脱臼などの治療を目的とします。鍼灸師などの資格は主に慢性的な病に対して向き合うことが多く、この点でこの2つの職業は区別化されています。

なお、しばしば「マッサージ」を押しだしている店やサービスなどがありますが、これにはきちんとした資格が必要です。その資格となるのも、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」です。言い方を変えるのであれば、この資格を持っていない人間が、「マッサージ」を謳うことは違法となります。社内研修などはあるかもしれませんが、まったく資格を取得していない、勉強をしていない人が施術を担当する場合もあるので極力避けてください。「カイロプラクティック」などは、無資格でも運営できるものです。

ツボを押してもらう場合も、資格を持っている人にお願いするようにしましょう。彼らは3年以上の勉強を重ね、国家資格を取得している専門職です。もちろん技術や経験は人それぞれ異なりますが、まったく勉強をしていない人に頼むことになる可能性があるお店よりは安全です。
また、自分で行う「ツボ押し」について勉強する場合も、鍼灸師や医師などが監修したページあるいはそれを参考にして書かれたページを参照とするべきです。

ツボ押しをすることで、美しいバストを作ることはできる?

「ツボの歴史と、それにまつわる資格」を見てきたところで、「ツボとバストの関係」について取り上げていきます。

「ツボを押すこと」は豊かな胸や美しいバストを作ることに役立つのでしょうか?

ツボの考え方によれば、ツボを押すことで血液の流れがよくなると考えられています。また、女性ホルモンの分泌を活性化させることができるとされています。
乳腺は女性ホルモンの分泌の影響を受ける部位ですし、血液はバスト部分に栄養を運ぶ運搬役の役目を担っています。このようなことを考えれば、「ツボを押すことで乳腺が発達し、バストが大きく美しくなる」といえるでしょう。
また、ツボは正しく押している限りは副作用や健康リスクも少なく、安全に取り組めるものです。自分自身で行えますし、お金もかかりません。非常に取り組みやすく、日常サイクルのなかにも取り入れやすいものです。

ただ、「ツボを押すことで乳腺の働きがよくなり、確実に○カップアップができる」「このツボを押せば、乳腺が確実に発達する」とはいいきれません。

そもそも「乳腺」がバストサイズに及ぼす影響はそれほど大きくはありません。乳腺はバストを構成する要素の一つではありますが、その割合はそれほど大きくはありません。10パーセント程度に過ぎないのです。

では、バストを構成する残りの90パーセントとは何か。

これは「脂肪」です。バストをかたちづくる要素のなかで「脂肪」が圧倒的に大きく、これによってバストサイズは決まります。乳腺が発達していても脂肪がなければ、バストサイズアップは見込めないのです。

また、「ツボを押したときと押さないとき」を比較検討することもできません。加えて、バストサイズアップにはツボ押し以外のさまざまな要因が絡んできます。このため、仮にバストサイズアップができたとしても、それがツボを押したことによるものなのか、それともほかの要因によるものなのかは断定できません。単純に、まだバストの成長期が終わっていなかったから胸が育ったという場合もありえます。

さらに、「女性ホルモンの分泌量はたしかにバストサイズに影響するが、女性ホルモンが多くなることとバストサイズが大きくなることは、単純にイコールで語られるべきものではない。女性ホルモンの分泌量が少ないと胸は育ちにくくなるが、女性ホルモンの分泌量を多くしたとしても、それによって胸が確実に大きくなるとはいえない」と慎重な意見を述べる医師もいます。

このようなことを合わせて考えていくと、「ツボ押しによって、確実に乳腺が発達したりバストアップしたりすると考えることは早計である。しかしツボ押しはある程度系統だった学問であるし、お金もかからないし、正しくやれば健康上のリスクも少ない。すぐに行える取り組みなので、とりあえずやってみても損はない」ということになるでしょう。

どこのツボを刺激する? バストに関わるさまざまなツボとその押し方

ここからは、バストに関わるとされているツボについてとりあげ、その押し方について紹介していきましょう。

天渓(てんけい)

※本来は「渓」の文字は旧漢字である。「谿」もしくは「溪」とされる

天渓を探すときは、自分の胸の乳頭を基準としてください。天渓は、乳頭と同じ高さにあります。そのまま指をワキ側に滑らせていきましょう。ワキとバストのちょうど境目に位置するツボです。

天渓は非常にメジャーなツボです。このツボを、胸の中心部に向かって両方の親指で押していきます。ツボは、左―右と交互に刺激する場合もありますが、天渓の場合は左右両方を一度に刺激していきます。

「バストに効果のあるツボ」はいくつかあります。そのなかでも、天渓は乳腺の発育を促すツボだとしてよく取り上げられています。また、胸のかたちを美しく整える効果もあると考えられています。

神封(しんぽう)

なかなか仰々しい名前が付けられているツボです。これもまた、天渓同様、比較的よく取り上げられることになるツボです。
このツボを探すときには、まずは左右の胸の間に指を置くところから始まります。胸の谷間に親指を置き、乳首側に向かって指を動かしていきます。そうすると、ヘコミがあることを確認できます。このヘコミこそが、「神封」です。

ここの押し方は簡単で、親指で押すだけです。女性ホルモンの働きを活発化させるとされているツボであり、バストアップとハリのアップに繋がると考えられています。

壇中(だんちゅう)

壇中は、精神的疲労が強いときに押すと良いとされているツボでもあります。そのため、こちらの方面で耳にしたことのある人もいるのではないでしょうか。.壇中はバストの真ん中にあるツボです。左右の乳首から胸の谷間に向かって線を伸ばしていったとき、その中央あたりに存在するツボをいいます。胸骨から探すと分かりやすいかもしれません。

刺激するときは、左右両手の人差し指と中指を使います。この4指をツボの上に重ねて、押していくのです。壇中もまた、女性ホルモンの活性化に役立つとされています。バストアップ効果だけでなく、美しい肌を作ることにも役立ちます。また、上で述べたように、精神的な不安を解消するためのツボとしても使うことができます。

中?(ちゅうかん)

なかなか日常生活では目にすることのない漢字が使われているツボが、「中?」です。

今まではバスト部分に存在するツボを紹介してきましたが、これはおなかのあたりにあります。
へそから指4本分程度を胸側に移動させたところに存在するツボであり、みぞおち~へそ間に位置しています。

このツボを刺激する場合は、あおむけになるとよいでしょう。上下に優しくもみほぐしていくようにして刺激していきます。

中?の場合、「胃腸」に対してアプローチします。胃腸をきちんと動かしてあげることで、バスト部分に必要な栄養素を運びやすくするという考え方をとります。バストに影響がなければ、バストは成長することはできません。中?を刺激することによって、「運搬役」をきちんと働かせてあげましょう。

これ以外にも、バストアップや乳腺に対して働きかけることができると言われているツボはたくさんあります。
分かりやすいところから一つずつ取り組んでいくのがよいでしょう。