きちんと着けている? 胸を大きく見せるブラの正しい着け方について

きちんと着けている? 胸を大きく見せるブラの正しい着け方について

「ブラジャー」は、成長期を迎えた女性ならばだれも着けることになるものです。
しかし日常的に使っているこのブラジャーの正しい着け方や選び方を知っている人というのは意外と少ないものです。

今回は、正しいブラの着け方とその選び方について紹介していきます。自分に合うブラを、正しいやり方で着けただけで、バストサイズがアップする可能性もあります。

意外?! 多くの女性はブラジャーを正しく着けられていない

「自分のバストサイズくらいわかっている」

「2年前にちゃんとバストサイズを測ってもらったし、それに従ってブラを選んでいるから間違いがないはず」

「正しいサイズのブラジャーを選べない人なんていない」

と思う人もいるかもしれません。

しかし、2008年に、大手の下着ブランドであるワコールが非常に衝撃的なデータを出しています。

これは、なんと71パーセントもの女性が「自分のブラジャーのサイズを間違っていた」というデータです。「30パーセントが勘違いしていた」のではなく、半数以上の人が間違ったサイズのブラを選んでいたのです。自分のバストサイズに合ったブラジャーを選べていたのはわずか29パーセントであり、3~4人に1人にしかすぎません。

この調査では、さらに衝撃的なことがわかっています。正しいサイズのブラを選べていなかったうちの50パーセント以上が、「自分の現在のバストサイズよりも小さいサイズのブラを身に着けていた」というデータが出ているのです。

「バストサイズアップ」は女性にとっての目標のうちのひとつとなりうるものですが、自分のサイズをしっかり測ってそれに合ったブラジャーを選ぶことで、1カップ以上ブラのサイズがあがることすらあるのです。
これを「胸を大きくする方法」といってよいものかどうかは判断に迷うところではありますが、「(数字上の)自分の胸の小ささに悩んでいたけれど、実は思っていたよりもバストサイズが大きかった」ということは十二分にありえます。

ワコール「サイズの測り方下着の選び方」
Link

正しいブラを選べていないことによるデメリットとは

「ブラを見直すことでブラのサイズが上がり、(数字上ではあるものの)バストサイズアップができる」というのは大きなメリットではありますが、どちらかというと大切なのは「合わないブラを使うことによる害」の方でしょう。

ブラは、私たちのバストを支えるものです。私たちのバストはクーパー靭帯や胸筋などによってかたちを保っていますが、ブラもまた美しいバストを維持するために必要なものです。
正しいサイズのブラを身に着けていないと、バストが左右や上下に揺れ動きやすくなります。このため、クーパー靭帯が切れたり伸びたりしやすくなり、バストの下垂を招いてしまう可能性が高くなります。

また、体に合っていないブラは、しばしば「不快感」をもたらします。締め付けをもたらしたり、肌と不自然にこすれ合ったりして、動きにくさや痛みを引き起こすこともあります。場合によっては、赤みやかゆみが出ることすらもあります。
「ブラをつけるのは窮屈だから、外から帰ってきたらすぐにブラを外してしまいたい」と考える人のなかには、「ブラのサイズが合わないがゆえの窮屈感」を覚えていることが理由の人もいるでしょう。

さらに、合わないブラをつけることによってバストラインが崩れる可能性があります。
正しいサイズのブラは、胸の肉がワキ側などに流れていくのを防ぐ効果があります。また、自分のサイズに合ったブラを、正しい着け方で正しく着けていると背中などに段差が生じるリスクも大きく軽減されます。

「他人のブラで一番気になるのは、背中に段差が出ていることだ」という統計結果もありますが、正しいブラを身に着けるということは、このような「他人からの目」の対策ともなり得ます。

正しくないブラを身に着けることは、「見た目の年齢」にも悪影響を与えます。正しいブラを着けていないと胸は垂れ下がったように見えます。若々しく見えるバストを作るためには、「上向きで」「ふっくらしている胸」を作る必要があります。しかしバストサイズに会っていないブラを身に着けた場合、このような「美しい胸」を作ることは極めて困難です。

サイズの合っていないブラは合っているブラに比べて、女性の年齢を4歳以上老けて見せてしまうというデメリットもあります。

ワコールキレイの知恵袋「そのブラ、本当に合ってる?知って得する「ブラサイズの基本と選び方のコツ」
Link

ワコールブラパン聞きたくても聞けない、下着のホンネ。「他人のブラで一番気になるのは?」
Link

バストサイズは自分で測ることもできるけれど、人に見てもらうのが一番正確

バストサイズは、日々移り変わっていくものです。
あまり意識しないかもしれませんが、バストサイズは一生のうちで何回も変化します。バストサイズがアップしていく思春期や妊娠~出産~授乳期などの分かりやすい変化はもちろん、それ以外の状況でも幾度も変わるものなのです。バストサイズは脂肪の影響を受けやすいものですから太ればその分バストサイズもアップする可能性が高くなりますし、年齢を重ねることで下垂が見られたり、見た目のバストサイズが大きく変化したりします。

初めてのブラ選びのときには下着売り場のスタッフに測ってもらったという人が多いかと思われますが、まめに測り直しをすることが求められるのはこのためです。

ブラのバストサイズは、アンダーバスト(乳房のすぐ下の部分)とトップバスト(乳首が来る部分)の差によって求められます。アンダーバストを測る際は、メジャーを地面と平行にして測ります。また、トップバストを測る場合は、持ち上げ気味にして測ります。この2つの違いで、「何カップの、何サイズか」が求められます。

すべての数字を取り上げることは避けますが、アンダーバストとトップバストの差が10センチならばAカップです。Bカップの場合は12.5センチ差、Cカップの場合は15センチ差……と、2カップあがるごとにカップ数は1つずつアップしていきます。

これに、「アンダーバストの値」を組み合わせて、ブラサイズを確かめていきます。アンダーバストが62.5~67.5ならば65、それ以降は5センチずつ足されるごとに、サイズも5つずつ上がっていきます。

たとえば、アンダーバストとトップバストの差が20センチあり、アンダーバストが81センチだとした場合は、Eの85ということになります。

この数字は自分で測ることもできます。メジャーがあれば簡単に求められるでしょう。

ただ、正確な数字を知りたいのであれば、下着ショップのスタッフにお願いした方がよいでしょう。彼女たちはプロなので、正確に数字を出してくれます。ただ、ごくまれに技術の足りないスタッフに当たると間違った数字を出されることがありますから(実際に、Eカップの女性をBカップと測定したケースもあります)、今自分が着けているブラと明らかに違いすぎる数字を出された場合は、もう1度ほかのところで測り直してもらうこともおすすめします。

少し面倒かもしれませんが、ブラを購入するときに毎回測ってもらうようにするのが一番確実です。

正しいブラを買えたなら、今度は正しいブラの着け方を学ぼう

自分に合った正しいサイズのブラを買えたのならば、今度は「ブラの正しい着け方」を学びましょう。

  1. まず、体を前かがみにします。お辞儀をするときのような姿勢をとります。
  2. ストラップを腕に通し、バストの底の辺にワイヤーを沿わせます。
  3. その姿勢を維持したまま、ホックを留めます。
  4. 前かがみの姿勢を維持しながら、右手を左側のブラの中に入れます。
  5. 手のひら全体でブラをしっかり支えながら、ワキの方から肉を寄せていきます。
  6. 胸部中央に向けて胸を寄せて、ブラのカップの中に肉を納めます。
  7. 同じように、今度は左手で右側のバストを収めていきます。ここまではずっと前屈姿勢で行います。
  8. ここまでやり終わったら体を起こします。この後で、ストラップの調整を行っていきます。
  9. ストラップの長さを調整できるブラの場合、肩に食い込まないように注意しながら調整をします。ストラップは緩すぎてもきつくしすぎてもいけません。人差し指が自然に1本入るような長さにします。
  10. 完成です!

このようにすると、胸が中央にしっかり寄っていて自然な盛り上がりができていることが分かるはずです。「正しくない着け方をしているときは谷間ができなかった」という人でも、正しい着け方をすれば谷間ができる場合も多いのではないでしょうか。
このような「正しい着け方で着けられたブラ」は、単純にバストを大きく見せるだけでなく、バストの型崩れや下垂を防ぐ効果も発揮してくれます。

やり慣れていないときは少し戸惑うこともあるかもしれませんが、やり慣れてしまえば苦もなく簡単にできるようになります。ブラは多くの人が毎日着けるものですから、正しい着け方をマスターしておくことは非常に重要です。

なお、今回は「昼間につけるブラジャーの正しい着け方」を紹介しました。夜に着けるナイトブラでは、また着け方が異なります。ただ、ナイトブラの場合は日中に使うブラとは異なります。具体的に言うと、「下からズボンのように履いて着けるブラ」がとても多いのです。ただ、ブランドごとによって使い方は多少異なりますから、そのブランドの指導する「正しい商品の使い方・着け方」に沿って着用するようにしてください。