湘南美容外科の脂肪注入豊胸手術について

湘南美容外科の脂肪注入豊胸手術について

「湘南美容外科」は、もっとも有名な美容外科のうちのひとつです。非常に知名度が高いクリニックであるため、脂肪注入豊胸手術について調べている人ならば必ず一度は目にすることになるでしょう。
今回は、この湘南美容外科の「脂肪注入豊胸手術」について取り上げていきます。

湘南美容外科とはどんな病院か

まず、湘南美容外科とはどんな病院かについてふれていきましょう。

実は、湘南美容外科はそれほど歴史の長い病院ではありません。湘南美容外科ができたのは2000年の3月であり、その歴史はまだ20年にも達していません(2019年1月現在)。
しかし非常に強い勢いで急成長してきた病院であり、なんと全国に83院(拠点としては78拠点)をも展開しています。また、海外でも病院を運営しています。全国各地に散らばっている病院であるため、多くの人が目にしていること、また多くの人にとって通いやすい美容外科であることは疑いようがありません。

湘南美容外科の場合、医療関係者がBLSヘスルケアプロパイダー(心肺蘇生法などについての講習)を受けさせるなど、安全対策に対して積極的に取り組んでいる病院でもあります。また今回とりあげる「脂肪注入豊胸手術」については、一生涯にわたって「しこりが生じた場合は、無料でそれを解消する」「施術後、1年以内の場合は、傷痕が気になるようならばそれを治す」という保証制度をとっています。

また、1day美バスト以外の脂肪注入豊胸手術については、それぞれ独自の保証制度が設けられています。コンデンスリッチ脂肪注入の場合は「バストアップのサイズが1カップ以下の場合は、再度コンデンスリッチ脂肪注入にて施術を行う」、ピュアグラフト脂肪注入の場合は「バストのアンダーとトップに変化がまったく見られない場合は、もう一度ピュアグラフト脂肪注入にて施術を行う」、セルーションの場合は、「2カップ以上アップしていない場合は、セルーションの場合は30万円(有料)で、コンデンスリッチ脂肪注入での施術の場合は無料でもう1度手術を行う」としています。このような保証は1年で終わりますが、それでも、「脂肪注入豊胸手術を受けたのに、まったくバストサイズが変わらなかった」という不満に対して、有用な解決策となることは間違いありません。

また、湘南美容外科はしばしば、「料金」の面でも取り上げられます。
一概に言い切ることはできませんが、湘南美容外科の場合はほかの一般的なクリニックの3分の2程度の価格設定にされていることが多く、比較的安価で施術を受けられるというメリットがあります。もっとも、「業界で最安値か」と言われると、そういうわけではありません。実際には、湘南美容外科よりももっと安いクリニックはあります。しかし、「全国に展開している病院である」「比較的値段が安いクリニックである」の2つの条件を両立しているため、通いやすさを強く感じさせるクリニックであることはたしかです。

ちなみに湘南美容外科の場合、非常に積極的にモニター募集を行っています。これは施術後の写真を公開することになるものではありますが、通常価格の5分の4程度の値段で施術を受けられるというものです。湘南美容外科は各地に散らばっていますが、それぞれの病院で「求めるモニター」が違いますから、まずは自分が通う予定の病院のモニター募集を確認した方がよいでしょう。

また、湘南美容外科のメンバーになっている場合は値引きが行われるなどの措置もとられています。

脂肪注入豊胸手術とは

ここでとりあげることになる「脂肪注入豊胸手術」についてもざっと見ていきましょう。

脂肪注入豊胸手術は、豊胸手術のうちのひとつです。豊胸手術は、大きく分けて、以下の4つに大別されます。

  • ヒアルロン酸注入による豊胸手術
  • バッグ挿入による豊胸手術
  • 脂肪注入による豊胸手術
  • バイブリッド豊胸手術

ヒアルロン酸注入による豊胸手術

ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、非常に手軽なものです。これは胸の中にヒアルロン酸を打ち込んでバストアップをさせるものです。ヒアルロン酸はもともと体の中に存在する成分であるため、安全性が高いのも特徴です(もっとも、胸に初めから存在するヒアルロン酸の量はそれほど多いわけではありません。そのため、医師によって、「元々ヒアルロン酸があるわけだから、300CC・3カップ程度のアップもできる」と考える人と、「元々あまりヒアルロン酸がない部分なのに、大量のヒアルロン酸を打ち込むとリスクがある。1回でアップできるサイズは、100CC~150CC程度」と考える人がいます)。

注射でバストアップをはかる方法であるため、切開や大掛かりな手術を必要としません。また、即効性があり、すぐに違いを感じることができるのもメリットです。湘南美容外科でも同じことをいえますが、1CCもしくは10CCから入れる量を調整できるため、「自分好みのバストライン」を非常に作りやすいのもまた、ヒアルロン酸注入による豊胸手術の魅力です。

加えて、ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、初期費用が安く、「とりあえずおためしで」ということができるのもポイントです。

もっとも、ヒアルロン酸はいつか必ず体に吸収されることになります。その吸収速度はヒアルロン酸や個人によって異なりますし、医師によって見解も異なります。ヒアルロン酸注入に否定的な見解を表明する医師の意見を取り上げれば1か月程度、肯定的な医師の意見をとりあげれば10年程度ということです。

バッグ挿入による豊胸手術

こちらは、胸にバッグを入れて豊胸をしていく方法です。生理食塩水やシリコンを入れた柔らかいバッグを入れていき、これによってバストサイズアップをはかります。
ほかの方法と比べてもっとも効率よくバストサイズアップを実現できる方法であり、1度の手術で2~3カップほどもサイズをあげることができます。また、胸の中に物を入れて物理的にサイズアップをはかる方法ですから、その効果は半永久的と考えるのが基本です。「一番確実で、もっとも効率よいバストサイズアップを、抑え目な価格で」と考えるのであれば、この方法を選ぶことになるでしょう。

初期費用はヒアルロン酸注入によるものよりも高くなりがちですが、いつかは吸収されるヒアルロン酸注入とは異なりこちらはその効果がずっと続くため、「将来にわたって打ち直すための費用」を考慮に入れれば、こちらの方が安くつく可能性もあります。

現在では手触りが自然なものもたくさん出ています。しかしそれでも「異物」には違いがないため、手触りは変わることになります。人によっては、この「手触りの不自然さ」が気になることもあるでしょう。また、実際にはバッグを挿入していてもマンモグラフィ検査は受けられますが、破損のリスクを避けるため、「うちではバッグ挿入による豊胸手術を行った人に対しては、マンモグラフィ検査はしない」としている病院もあります。

脂肪注入による豊胸手術

自分の脂肪を使って行う豊胸手術、それが「脂肪注入による豊胸手術」です。ここでも湘南美容外科の脂肪注入による豊胸手術を4つ紹介しますが、いずれの場合であっても、自分の体のほかの部分から一度脂肪を吸引し(「脂肪吸引手術」)、それを胸に流し込むことで豊胸をはかる方法をいいます。このため、脂肪注入による豊胸手術は常に、「脂肪吸引手術」とセットで行われます。

この方法は、自分自身の脂肪を使って行う手術であるため、仕上がりが極めて自然です。当然マンモグラフィの制限を受けませんし、手触りでばれる心配もありません。加えて、脂肪が気になる部分から脂肪を取り出して胸に移せるというやり方であるため、「太さが気になるところはやせられて、胸はバストアップさせられる」といったメリットがあります。

しかし、脂肪注入による豊胸手術の場合、胸に入れた脂肪がそのまますべて定着するわけではありません。そのうちのいくらかは胸に根付かず、バストアップに寄与しません。「入れた脂肪がどれくらい根付くか」は「定着率」という数字で表されます。

ちなみに、「ハイブリッド豊胸」は、脂肪注入による豊胸手術とバッグ挿入による豊胸手術を掛け合わせた方法です。バッグ挿入によって大幅なバストサイズアップを、脂肪注入による豊胸手術によって柔らかくて自然な手触りを手に入れられますが、お金はかかります。

湘南美容外科の脂肪注入豊胸手術の種類

一口に「脂肪注入による豊胸手術」といっても、その種類はさまざまです。湘南美容外科の場合は、以下の4つを取り扱っています。

1day美バスト

脂肪注入による豊胸手術にしては珍しく、相談した当日に受けることのできるものです。
太ももから取った脂肪を入れていくものであり、価格も抑えめです。採血も不要ですし、気軽に受けることができるのが最大の魅力です。

ただし、医師の指定はできないこと、サイズアップは控えめであること、また定着率が低いことなどがネックになります。

ピュアグラフト脂肪注入

ピュアグラフト脂肪注入では、吸引した脂肪を特殊なフィルターにかけて不純物を減らした状態にします。純度が高くなるため、定着率をアップさせることができ、またしこりのリスクも軽減することができます。

1day美バストよりも高い定着率とサイズアップ(1~1.5カップ)を期待することができますが、その分値段も高くなります。1day美バストが38万円であるのに比べて、ピュアグラフト脂肪注入は58万円です。

コンデンスリッチ脂肪注入

とった脂肪から麻酔液を除去します。その脂肪を濃縮させたうえで、脂肪に含まれている老化細胞などを除去してきれいにしてから豊胸に使います。
コンデンスリッチ脂肪注入の場合は、ピュアグラフト脂肪注入よりもさらに高い定着率が期待できます。また、バストサイズのアップも1.5~2カップ程度と大き目です。

金額は88万円。

セルーション

脂肪の中に含まれている幹細胞(特殊な細胞であり、複製機能などを持っているもの)を通常の脂肪と分離させる方法をとります。これを利用して行われた豊胸手術は、長く、また高い定着率を誇るとされています。非常に特殊な機械を使って行うため、対応していない病院もありますが湘南美容外科ならば受けられます。

ただし金額は高く、142万円と高額です。